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こけて歯が折れたときの対処法!!

2020.06.27

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歯の外傷について

事故や転倒などによって歯が折れてしまったり歯が抜けてしまったりすることがあります。特にお子様の活動が活発になる時期に歯の外傷は多くなります。そうなってしまった時の対処の仕方によって大切な歯を残せるかどうかが大きく変わってきます。いざという時のために歯の外傷の種類と対処法について知っておきましょう。

症状と治療法

歯冠破折

歯に強い衝撃が加わったことにより歯が欠けた状態のことを指し欠けた部分が神経まで達しているかどうかで2種類に分類されます。

露髄を伴う歯冠破折

歯が欠けて神経が出てしまっている状態(露髄)で見分けるポイントとしては欠けた切断面に出血があります。神経が出ている時間が長くなるほど神経への感染のリスクが高くなり強い痛みが出る可能性があるため、できる限り早く歯科医院に来ていただき治療をする必要があります。神経を残せる場合は保護をした上で欠けた部分を修復しますが、感染が強い場合は神経を取る治療を行います。

露髄を伴わない歯冠破折

欠けた部分が神経まで達していない場合は、プラスチックの材料で欠けた部分を修復します。欠けた歯を元通りに接着できる場合もありますので欠けたものがある場合はお持ちください。

歯根破折

歯の根っこ(歯根)が折れている場合、歯がぐらぐらと動揺しますが歯根は歯茎の中に埋まっているため見た目では判断できません。歯科医院でエックス線写真をい撮影することで折れていることが判明することが多く歯を保存できる場合は数週間から数ヶ月の期間、隣の歯に固定をして安静をはかります。折れ方によっては抜歯になる可能性もあります。

動揺・亜脱臼

歯がグラグラ揺れている症状があり歯を支える歯周組織にダメージがある状態です。動揺が大きい場合は歯の状態にもよりますが数週間から数ヶ月の期間、隣の歯に連結固定をして安静を図ります。動揺が小さい場合は固定をせず経過観察をします。

転位

歯が元あった場所から移動してしまっている場合早急に対応しなければなりません。時間が経過してしまうと歯が動かないため元の位置に戻すことが困難になります。受傷した当日にできる限り早く歯科医院に来ていただく事が重要です。

陥入

歯が歯茎の中に入ってしまっている状態で、歯が短くなったように見えます。永久歯の場合は元の位置に戻す必要がありますが、乳歯の場合は再び自然に生えてくるのを待ちます。

脱落

歯が完全に抜け落ちた場合、保存状態が良好であれば再植を行い固定を行います。 抜け落ちてしまった歯は噛んだときに当たらないように元の位置に戻し、両隣の歯とワイヤー等を使用して動かないように固定をします。 抜け落ちてしまった歯に負担がかからないように、食事は柔らかめの物にしたりあまり使わないようにしましょう。 固定期間は、予後を見ながら2~6週間程度です。

また、歯が欠けたり抜けたりしていなくても数ヶ月経ってから黒っぽく変色してくることがあります。これは歯に強い衝撃が加わったことで、歯の神経がダメージを受けて内出血を起こしており歯の神経が死んでしまっている可能性があります。

歯医者へいくまでのポイント

根っこは触らないっ!

抜け落ちた歯を拾うときは必ず歯の根っこは触らないようにしてください。 また、抜け落ちた歯に汚れが付着していてもゴシゴシ洗わないことが重要です。歯の根っこの表面には歯根膜(しこんまく)という歯を支える歯槽骨と歯を繋ぎ止めているとても重要は組織が付着しています。歯根膜がどれくらい残っているか、損傷していないか、汚染されていないかが大切な歯を残す上で大きなポイントです。汚れている場合でも流水で軽く流す程度にしてください。

乾かさないっ!

歯根膜が乾いて損傷してしまわないように薬液に浸けて歯科医院に持ってくるようにしてください。 歯の保存液が一番保管に適切ですが簡単に手に入ることが少ないので牛乳や生理食塩水に浸けておきます。牛乳に浸けることに驚かれたかもしれませんが、牛乳は組織との浸透圧が同じくらいと言われており保存に適しています。 牛乳や生理食塩水がなかったり牛乳アレルギーがあり使えない時は舌の下や歯茎と唇の間に含んでおいてください。ただしお子様に限らず大人でも誤って飲み込んでしまうことがあるので十分注意してください。

時間との勝負!

保存液では48時間程度、牛乳なら6時前後歯根膜を保存できるというデータもありますが歯が抜けてしまってから再植するまで早ければ早い方が再植後の予後が良好で最適は時間は30分以内とされています。

予後

再植した時の歯根膜や歯周組織の状態にもよりますが歯の神経を残すことができる場合もありますし、神経が壊死してしまって歯の色がどんどんと変色することがあります。その場合は神経を取って根っこの中を綺麗にする治療をしなくてはいけません。

 

受傷されてからできる限り早く歯科医院に来ていただくことがとても大切です。当院は火曜日を除く平日20時までと土日18時まで診療しております。急患にも対応していますのでお困りの際はすぐにご連絡してください。