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その他

当院では感染対策の徹底を行なっております

2020.06.22

その他

当院では感染予防の徹底を行なっておりますが、感染対策にも様々な種類があります。

現在日本を含め世界ではコロナウイルスが流行しており、皆さんも各々での感染対策を行なっていると思います。

この猛威を振るっている「新型コロナウイルス」は、症状が出る方だけでなく、症状が全くでない無症状の方もいます。それと同じように、他の何らかのウイルスに感染していても気がついていない人が少なからずいらっしゃいます。具体的には、B型肝炎やC型肝炎、性感染症などです。コロナウイルスをはじめとしたウイルスによる感染を阻止するためには、各医療施設や介護施設における院内感染予防が必要です。患者から医療スタッフへの感染、患者同士の感染、医療スタッフから患者への感染を予防する事が大切です。

ユニバーサル・プレコーション

「普遍的予防策」とも呼ばれ、1985年にアメリカの疾病管理予防センターが提唱したものです。これは、患者から医療スタッフへの血液・体液由来による感染予防を目的としたものです。 感染しているかどうかに関わらず、すべての患者に対して行われる感染予防対策で主にHIVの感染拡大を予防するものでした。

□スタンダード・プレコーション□

「標準感染予防策」とも呼ばれ、1996年にアメリカの疾病管理予防センターが提唱したものです。スタンダード・プレコーションは「感染症が有る無いに関係なくすべての患者の湿性生体物質つまり血液・体液・排泄物」を対象とするものです。つまりすべての病気、未知の病気までも予防するために行われるのがスタンダード・プレコーションです。

 ①血液

②体液(汗を除く)、分泌物

③傷のある皮膚

④排せつ物・嘔吐物

⑤粘膜

これらを病原体を含む危険な物質として慎重に取り扱う必要があります。もちろん上記の湿性生体物質に触れて汚染された器具も取り扱いには注意が必要になります。

当院では、感染症から患者様、医療スタッフを守るためにスタンダード・プリコーションを徹底しております。

*当院での感染対策

1.使い捨ての徹底

グローブや紙エプロン・紙コップなどは使い捨てを使用し、患者様ごとに新しいものを使用しております。当然、麻酔針などもすべてディスポーザブル(使い捨て)で、使用後は感染処理物として廃棄しております。

2.器具の洗浄・消毒・滅菌

感染リスクとどのレベルの感染対策が必要かを理解して、日々の器材のメインテナンス(洗浄・消毒・滅菌・保管)を行うことは院内感染予防のためにとても重要なことです。 使用したミラーやピンセット、歯を削る器具は患者様ごとにすべて洗浄し、オートクレーブという器械で高圧蒸気滅菌を行っています。このオートクレーブにかけることで、器具に付着している細菌やウイルスをすべて死滅させます。その後、滅菌パックに入れて、治療の直前に開封するようにしています。

3.院内清掃・環境対策

待合室・診療室・洗面所・トイレ・準備室などは清掃だけではなく、清掃しやすいように整理整頓するようにしています。 治療終了後のユニットは清拭・消毒をし、触れた部分はすべてエタノールで清拭・消毒をしています。

*新型コロナウイルス感染対策について

新型コロナウイルスは飛沫感染、接触感染によりうつるといわれています。

飛沫感染、接触感染とはどういったものか説明していきます。

飛沫感染

感染者のくしゃみや咳・唾液などと一緒にウイルスが口から放出され、​周囲の方がそのウイルスを口や鼻などから吸い込んで感染します。

接触感染

感染者がくしゃみや咳を手で押さえたり粘膜を触った手で周りの物に触れることでウイルスが付着します。他の方がそれを手などで触れ、口や鼻を触ると粘膜から感染します。

上記の感染経路を遮断するために、当院では感染予防として、待合室でのマスクの着用をお願いしております。

新型コロナウイルスだけでなくインフルエンザなどの予防にも繋がりますので、ご協力お願いいたします。 また、患者様の健康状態のチェックも行っております。

※現在「非接触型体温計」にての検温を行なっておりますので、ご協力の程宜しくお願い致します。

*口腔ケアも感染予防に繋がる?

近年のデータによると、お口のケアをしっかりと行っている人はウイルス感染しにくいということがわかってきています。これはインフルエンザに関するデータによって明らかにされたもので、口腔ケアでお口の細菌を減らすことにより、ウイルスが体内の細胞に侵入しにくくなるといいます。特に歯周病菌はウイルスを体内に侵入させやすいと言われています。このような時だからこそ、いつも以上にしっかりとお口のケアをしておくことが大切です。お家での丁寧なブラッシングと歯科医院でのクリーニングや歯石とりをして、お口の中を清潔に保って、ウイルス感染の予防をしていきましょう。

 

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