インプラントって何?|福岡市南区の歯医者なら『パセオ野間大池歯科』へ

インプラント治療

インプラントって何?

2019.11.23

インプラント治療

みなさんこんにちは、突然ですが、みなさんインプラントはご存知でしょうか?聞いたことはあるけれど、なんのことかよくわからないという方も多いのではないでしょうか。今日はインプラントについてお話ししていこうと思います。

インプラントとは、最近患者さんによく質問されるのは、インプラントって差し歯のこと?とよく聞かれますが、インプラントと差し歯は異なるものです。差し歯は、歯の中の神経を取った後に、金属またはプラスチックの土台を差し込みます。インプラントは歯がない部分に入れるので、少し異なります。

 

インプラントは大きく分けて2つの構造物からできています。

1つは、インプラントフィクスチャーと言われるネジのようなもの。もう1つは、上部構造と言われる歯の形をしているものです。フィクスチャーの上に、上部構造を固定することで初めて歯ができるようになります。

 

フィクスチャーについて

フィクスチャーは、専用のドリルで顎の骨に穴を開けて、その穴の中に入れていきます。インプラントの種類によりますが、フィクスチャーの大部分を骨の中に埋め込まないといけないので、ある程度骨の深さと厚みが必要になってきます。そのため、歯周病で骨が溶かされた場合や、高齢で骨が薄くなってしまった場合などはそのままではフィクスチャーを入れることができません。そのため、インプラントをする際は、CTという3次元の撮影ができるレントゲンが必須と考えます。2次元でのレントゲンは骨の厚みの計測はできないので、インプラント治療を安全に行うことができないからです。また歯を抜いて間もない時期は歯があった部分に穴が空いているので、穴の大きさにもよりますが、基本的には骨が回復してくるのを待つ必要があります。骨ができてくるのに3~6ヶ月ほど時間がかかります。骨が足りない場合、骨を増やす処置が必要になります。骨を増やす処置は骨補填剤や自家骨を骨の上に置き、その上から吸収性のコラーゲンのシートやチタン製の薄い膜を貼り付けます。これが、しっかりとした骨に置き換わっていくのですが、置き換わるまでに6ヶ月ほどかかります。骨に置き換わった後は上述した通り、骨に穴を開けて、フィクスチャーを入れます。このフィクスチャーはチタンでできており、チタンと骨はオッセオインテグレーションという強固な結合をすることができます。この結合によって、インプラントが抜け落ちずに機能してくれるのです。また、チタンはアレルギーを非常に起こしにくい金属としても知られているので、他の金属のアレルギーがある方でも使用できることが多いのもいいところです。フィクスチャーと骨がしっかり結合するのもおよそ3ヶ月ほどかかります。

上部構造について

上部構造は、歯の部分です。フィクスチャーが骨としっかりくっついたことを確認し、装着していきます。材質は銀歯のものから、オールセラミックスのものまで様々なものがあります。また、インプラントを固定源として、入れ歯をつけることもできます。入れ歯は歯茎の上に乗っけるものだと、ずれたり外れたりしやすいですが、インプラントを固定源にすることで外れにくく、歯茎への負担も少なくなるので、痛みも出にくいです。また、失った歯の本数が多い方の場合は冠やブリッジと比べて、義歯の方が安価なので、費用を抑えたい場合はオススメです。

治療回数

歯がすでにない方の場合、骨を増やす処置とインプラントを入れる処置(1次手術)、消毒、抜糸などに2~4回ほどかかります。その後インプラントの上の歯茎を切って、部品をつける処置(2次手術)と消毒、抜糸に2回かかり、その後型取りとセットになります。合計で6~8回ほどはかかります。他にも予期せぬことが起きる場合もありますので、回数は前後すると思っておいた方が良いでしょう。

注意事項

インプラントは必ず成功するものではありません。感染や体に合わない場合は早期に抜け落ちてしまうこともあります。喫煙をしている方は、特に感染が起きてフィクスチャーの脱落、骨を増やした部分が壊死するなど成功率が急激に下がりますので、術前の禁煙が望ましいです。また、糖尿病や骨粗しょう症、心筋梗塞や脳梗塞の既往がある方の場合は、医科との連携も必要になります。場合によってはインプラント自体ができないこともあります。

インプラントは虫歯にはなりません。しかし、歯周病にはなります。インプラントが一度歯周病になってしまうとインプラントの周りの骨がどんどん溶かされていき、最終的にはフィクスチャーを撤去しなければいけなかったり、脱落してしまうこともあります。そうならないようにするためには、歯科医院でメンテナンスを受けなければなりませんので、「インプラントをすれば一生もつ」とは思わないようにしてください。

また、インプラントと上部構造はネジで固定する場合が多いですが、口の中で使っていると緩むことがあるのでメンテナンスで締め直す必要があります。

さらにインプラントは天然歯より感覚を感じにくいので、強く噛んでも痛みを感じにくいです。そのため、非常に強い力で噛んでいることに気づかずそのまま食事をするため、上部構造が欠けたり、割れたりすることも多いので、インプラントがグラグラしてきたり、欠けたりした場合は早急に受診するようにしてください。

 

インプラント治療をご希望の方は、当院の『インプラント治療』ページをご覧ください。