子どもの食習慣と仕上げ磨きについて|福岡市南区の歯医者なら『パセオ野間大池歯科』へ

予防治療

子どもの食習慣と仕上げ磨きについて

2019.11.06

予防治療

子供の食習慣

おやつといったら、どんなイメージがありますか?
甘くて美味しいお菓子や生クリームたっぷりのケーキなどなど。
そもそも、おやつって何の為にあるのでしょうか。

「おやつ」とは、食事と食事の間にとる間食のことを言います。
このおやつの内容で、むし歯リスクが高いかどうかわかります。

おやつはいつから食べさせたらいいのでしょうか。おやつは離乳食が終わった1歳過ぎから食べ始めます。この頃の赤ちゃんは1日3食食べていますが、胃も小さく、一回の食事で食べる量が少ないため、3回の食事量では栄養を十分に満たすことができません。その栄養を補うために午前と午後の2回おやつをあたえます。ここで重要なのが、大人のおやつと子供のおやつを一緒と思っている方が稀にいますが、大人のおやつと子供のおやつは内容が全く違います。子供のおやつの内容は、おにぎりや野菜スティック、フルーツやふかしたお芋などです。チョコレートやスナック菓子等は与えません。偏食や肥満にもつながりますが、砂糖を多く含んでいます。砂糖や塩分の量が多いと消化器官に負担がかかります。それだけでなく、むし歯菌は糖分が大好きなので、糖分をパクパク食べて歯を溶かす酸を作り出します。

1歳から2歳までは、1日2回足りない栄養を補うためにおやつをあげますが、3歳を過ぎると、栄養を補うだけでなく食べる楽しみだったり、休息や心のリフレッシュなど生活のリズムをつけるために1日1回のおやつへと変わります。
しかし、楽しみの時間がむし歯製造タイムになってしまってはいけません。むし歯になりやすい食べ物は避けて、むし歯になりにくい食べ物を与えるように心がけましょう。
むし歯になりやすい食べ物は、歯にくっつくもの(キャラメルやチョコレート、ガム、ビスケット、クッキーなど)や食べ終わるまでに時間がかかるもの(アメ、ガム、キャラメルなど)、砂糖を多くんでいるもの(チョコレート、アメ、チューイングキャンディ、キャラメルなど)です。

逆にむし歯になりにくい食べ物ですが、ゼリーやプリンなどは、お口の中での停滞制が低いです。ナッツ等は歯にくっつきにくく糖分が少ないです。

次に飲み物についてですが、ジュースの中には沢山の砂糖が含まれています。曜日や特別なときだけと決めて飲ませるのも良いでしょう。特に炭酸飲料は砂糖を多く含まれているだけでなく、酸性の飲み物なので歯を溶かします。できるだけお茶や牛乳を飲ませるようにしましょう。
小学校まではなるべく飲ませない方が良いでしょう。炭酸飲料に関しては、永久歯が生えて間もない時期は控えておいた方が良いので、中学生過ぎるまでは飲ませない方が望ましいです。また、スポーツドリンクですが、実はスポーツドリンクは意外と砂糖を多く含んでいます。よく、お風呂上がりにスポーツドリンクを飲ませているというお話を聞きますが、むし歯の原因になり、また甘い味に慣れてしまいますので、熱が出てしまった時や、汗をいっぱいかいた時などにあげるようにしてください。
また、食事と同じように食べたらしっかり磨く!磨けなかったら、うがいをするのも歯磨きには劣りますが、効果があります。また、キシリトール入りのガムを噛むのも良いでしょう。長い時間食べないことも大事です。いつまでもダラダラ食べていると、お口の中にはずっとむし歯菌の好きな糖分がいることになります。
時間を決めて食べるようにしましょう。

栄養を補うために、リラックスタイムにおやつは子供から大人まで必要かと思います。食べるものを選んで、食べたら磨くを実行して歯を守りながら体と心を育みましょう。

 

子どもの仕上げ磨きの仕方

子どもは3歳を過ぎるとだんだん自分で歯磨きをするようになりますが、むし歯を予防するためには保護者の方による仕上げ磨きが必ず必要です。

 

仕上げ磨きのポイント

2歳を過ぎると乳歯が生えそろってきて、自分で歯磨きするようになってきます。
しかし、まだまだ隅々まで磨くのはできず磨き残しが多いため、仕上げ磨きは重要です。
子どもによっては舌が邪魔をして裏側などが磨きにくいことがありますが、その時は「アー」と声を出してもらうと舌が下がって磨きやすくなりますので、試してみてください。

 

歯磨きを嫌がる子どもには

仕上げ磨きや歯磨きを嫌がるお子様の話をよく耳にします。

そんな時には以下の方法を試してみてください。

1.口の中や口の周りを触ることに慣れてもらう

生まれて間もない時期は口に触れられることにまだ慣れていません。まず、口の中に歯ブラシを入れる練習から始めましょう。

 

2.子どもに歯ブラシなどを選ばせる

歯磨きを好きにさせるには、子どもにグッズを選ばせることで楽しませてあげましょう。
自分で磨くことに慣れてもらうのにキャラクターがついてる歯ブラシは効果的です。その時に「どの歯ブラシがいい?」と子どもに選ばせることで歯磨きへの意識がより高くなります。
歯ブラシだけでなく歯磨き粉やコップなどの歯磨きに関係のあるものを選ばせると良いでしょう。

 

3.仕上げ磨きの仕方を見直す

仕上げ磨きを嫌がる理由として体勢と歯ブラシの2つに原因があるかもしれません。寝かせて磨く方法が基本ですが、座らせて磨く方法もあります。

寝かせ磨きを嫌がる時は、体勢を変えてみると良いかもしれません。
また、歯ブラシのサイズが大きかったり、歯ブラシの毛が硬かったりすることも嫌がる原因になります。お口に合ったサイズで歯ぐきを傷つけないためにも、毛先の柔らかい歯ブラシに変えると良いと思います。

 

4.歯磨きの大切さを教える

3歳頃から理解力が高くなってくるので”むし歯にならないために歯磨きが必要”ということがわかるようになってきます。
言葉だけで教えるのではなく、歯磨きの絵本やアニメを使って、歯磨きへの理解を高めることが必要です。

小さい子どもの場合は、洗面台の鏡では歯ブラシや自分の歯が見えにくいので、自分で磨く時は手鏡を使うと、自分の歯を見ることができるのでぜひ使ってみてください。

 

☆永久歯が生えてくる6歳からの仕上げ磨きで注意するポイント

乳歯と永久歯が混在する6歳からは、歯列や歯の高さに凹凸があり、歯磨きが難しくなります。歯ブラシが届きにくく、歯垢が溜まりやすくなるため、むし歯になるリスクが高くなってしまいます。
特に生えたばかりの永久歯の表面は柔らかくて粗くなっているので、むし歯になりやすいので、しっかり歯垢が落ちているかチェックしましよう。汚れが残っているかわからない場合は、汚れを染め出す液体があるので、使ってみるのも効果的です。また、乳歯の後ろに生えてくる永久歯は生えたことに中々気づきません。

まっすぐに歯ブラシを入れていてはブラシが当たらないので、斜めに歯ブラシを入れてから磨きましょう。
さらに、子ども場合は歯と歯の隙間にむし歯ができやすくなっています。
歯ブラシだけでは歯と歯の間の歯垢を60%しか落とせていませんが、フロスを使うと85%の歯垢が落ちたというデータもあります。
むし歯予防にはフロスなどの清掃補助用具も積極的に使いましょう。