歯ブラシでしっかり汚れを落とすには?!|福岡市南区の歯医者なら『パセオ野間大池歯科』へ

治療

歯ブラシでしっかり汚れを落とすには?!

2019.10.28

治療

歯ブラシを使った正しい歯磨き

まず初めに歯ブラシを使った正しい歯磨きをご紹介します。

①歯ブラシの当て方

*スクラッピング法 
→歯ブラシの毛先を歯と歯肉の境目に、歯面に対して90°の角度で当てる磨き方です。
*バス法
→歯ブラシの毛先を歯と歯茎の境目に45°もしくは50°の角度で当てる磨き方
歯茎の弱ってきている方に効果的です。

※磨く場所によってスクラッピング法やバス法を使い分けながら磨くと良いです。一番大切なのは歯ブラシの毛先をしっかりと歯面に当てて磨くことです。

②小刻みに動かしながら磨くこと

1~2本ずつ磨くように動かすと、しっかり歯と歯の間や歯と歯茎のきわの汚れまできちんと落せます。

③軽い力で磨くこと

歯ブラシを鉛筆の持ち方で持つことで、力を軽減できます。
力強く磨いてしまうと、歯の表面のエナメル質や歯茎を傷つけてしまうので、優しく磨きましょう。力の強さの目安としては、歯ブラシの毛先が広がらないくらいの力で磨くのが目安です。

④歯磨き粉のつけすぎはやめましょう。

歯ブラシのヘッドの1/3くらいの量にしましょう。あまりたくさん歯磨き粉を使ってしまうと、泡立ちも増えてしまい汚れが見えにくくなり磨き残しが増えると言われています。また、研磨剤などの量も増えるので、歯を傷つけてしまう原因にもなります。

⑤歯ブラシは1ヶ月に1回交換すること

歯ブラシを長い間使っていると、気付かないうちに歯ブラシの毛先が広がっています。
歯ブラシの毛先が広がると、歯垢の除去率が約40%ほど下がるというデータもあります。せっかく時間かけて磨いても汚れが落ちてないという事があります。

⑥歯磨き後のうがいは少なめの水で1回だけする

うがいをし過ぎてしまうと、歯磨き粉の中に含まれているフッ素などの有効成分まで流れてしまうので、できるだけ少なめで軽いうがいにしましょう。

⑦部位ごとの歯磨きのポイント

まずは下の前歯の裏側です。下の前歯の裏側は唾液のでる出口があるので、唾液の量が多く唾液に含まれるカルシウムイオンと歯垢が結びつきやすく、口の中で最も歯石がつきやすい場所です。歯ブラシも意外に届きにくいです。前歯の裏側を磨く時に歯ブラシを横にして磨くと、根元までブラシが当たらないです。また、縦磨きをしている方でも、歯の先端部分しか磨けていない方もいます。ポイントとしては、歯ブラシのかかと部分を歯の裏側の根元にしっかり当てるようにして、縦に磨くことでしっかり根元のプラークや歯と歯の間のプラークを落とすことができます。また歯ブラシの平らな面を歯の裏側の面全体にしっかり当てて一本ずつ磨きます。

次に奥歯の咬む面です。簡単そうに見えますが、ここがむし歯になる方は多いです。奥歯を磨く時に、歯ブラシを前後に大きく動かしている方はいらっしゃいませんか?この磨き方だと噛み合わせの溝の中になかなか届いてくれません。歯ブラシは小刻みに動かすのが基本なので、一本一本小さく小さく動かして溝の中の汚れをしっかり落とすように意識してください。一番奥の歯はブラシが入りにくく磨き残しが多くなりやすいです。一番奥の歯は少し横から歯ブラシを入れて、内側からもほっぺた側からも磨くようにしましょう。

最後に奥歯の裏側です。奥歯の磨き方は歯ブラシを回転させながら磨いている方もいらっしゃいますが、これでは歯と歯の間の三角形の隙間にブラシが入りにくいので、歯に対して横に歯ブラシを当てて小刻みに動かしてください。さらに歯に対して少し斜めに入れると根元まで磨けます。

以上の方法をここではご紹介しましたが、人の歯の並び方は一人一人違います。汚れのつき方も変わってきますので、まずは検診でどこが歯垢がつきやすいのかを知ることが重要です。当院の衛生士が皆様お一人おひとりにあった磨き方をご提案させていただきます。

 

歯ブラシの種類と選び方

次は歯ブラシの種類と選び方についてのお話です。

①毛先の形

基本的にはフラットタイプがおすすめです。フラットタイプだと、歯面に当たる面が大きく歯垢の除去に優れています。
山切りカットも市販の歯ブラシの中では根強い愛用者がいますが、凸凹した毛先が歯肉を傷つける恐れがあります。

②毛の柔らかさ

毛の柔らかさには、大きく分けて「やわらかめ」「ふつう」「かため」の3種類に分けられます。

「やわらかめ」の歯ブラシはふつうの硬さに比べると歯垢の除去率は低下してしまいます。しかし、歯肉炎や歯周病のように歯肉が腫れたり傷ついているオススメです。また、ついつい力を入れすぎて磨いてしまい、歯と根っこの境目が削れてしまっている人、歯肉の薄い人、ヘッドの大きさを小さめにすれば生え変わりの時期のお子様にもオススメです。
「ふつう」の歯ブラシは、「かため」より歯垢の除去率は落ちるものの、しっかりとした清掃性が期待できます。
「かため」は、この3つの中でダントツ1位の歯垢除去率を誇ります。ただ、硬いが故に歯肉を傷つけて痛めてしまったり、更には歯まで削ってしまうこともあるので、注意が必要です。

③1本1本の毛先の形

毛先が丸くカットされたラウンドカットと毛先が細くとがった形のテーパーカットがあります。
ラウンドカットは歯肉を傷つけず歯垢を除去するのに優れています。むし歯予防に使用する人が多いです。
テーパーカットは、毛先が細くなっているので歯と歯茎の間の歯肉溝に入り込みやすくなっています。歯周病の予防にもなりますし、「やわらかめ」を選択すれば歯周病になってしまった人にもおすすめです。

④ヘッドの大きさ

お口のサイズや年齢に合ったものを選ぶとよいでしょう。お口の中で充分に操作できる大きさでないと、操作性が悪く磨き残しが出てしまいます。一番奥の歯を全周磨ける大きさを選びましょう。