インプラントは痛くない!?痛みの種類と抑止策について|福岡市南区の歯医者なら『パセオ野間大池歯科』へ

インプラント治療

インプラントは痛くない!?痛みの種類と抑止策について

2021.01.02

インプラント治療

インプラントの手術後の痛み 何らかの理由で歯を失ってしまった時に、

・思いっきり食事を楽しみたい!

・入れ歯は嫌だ!

・他の歯を削りたくない!

といった理由で即座にインプラントを選択される方もいるかと思います。その一方で、”インプラント治療は痛そうだし、怖い。”となかなか踏み切れない方が多くいらっしゃいます。

今回はインプラント治療における痛み についてとその痛みに対する対策 やインプラント手術後の注意点 についてご紹介します。

 

インプラントの手術中の痛み

麻酔時の痛み

インプラント手術では、浸潤麻酔(しんじゅんますい)という局所麻酔を行います。これは虫歯などの一般的な歯科治療で使用するものと同じです。極細の注射針を使用することで痛みを感じにくくはなっていますが、患者さんによってはチクっ!とした痛みが気になる方もいらっしゃいます。その対策として当院では表面麻酔をしています。表面麻酔はお口の粘膜の表面1mmほどに作用して、針を刺入するときの痛みを和らげます。

手術中の痛み

浸潤麻酔を使い手術中の痛みをゼロにすることが重要です。特にインプラント治療では、歯茎を切開したり骨に穴をあけるため、虫歯の治療と比較するとしっかり作用させる必要があります。しかし浸潤麻酔を効かせて無痛状態になりますが、インプラントを埋入していくときの振動は伝わってきます。この振動が怖いという患者様もいらっしゃいますので、当院では”静脈内鎮静法(じょうみゃくないちんせいほう)”を行うことで半分眠ったような状態で治療を受けることも可能です。

静脈内鎮静法とは

局所麻酔をしていて痛みはないと言われても、どうしても手術に対して不安や恐怖心がある方はいらっしゃいます。そのような患者様には、静脈内鎮静法がおすすめです。静脈内鎮静法とは、点滴から鎮静薬を入れていくことで痛みへの不安や恐怖心を和らげる効果があります。ウトウトとした、まるで眠っているような状態となり、気が付くとインプラントの手術が終わっています。全身麻酔と違い完全に意識がなくなるというわけではなく、こちらからの呼びかけには応じることができます。静脈内鎮静法の特徴を挙げていきます。

①日帰り手術

静脈内鎮静法は全身麻酔とは違い、入院の必要はありません。そのため日帰り手術が可能です。

②安全な管理体制

静脈内鎮静法を用いて手術をする場合、複数の歯科医師で管理をしていきます。モニターを装着して心拍数や血圧、呼吸状態を常に確認しながら安全に配慮して進めていきます。

③鎮静薬の効果で手術中のことは覚えていない

健忘効果(けんぼうこうか)といって、鎮静薬の効果で手術中のことをほとんど覚えていません。

※注意点

手術中に患者様の状態を確認する上で口紅、ネイルは取っていただきます。手術後は患者様ご自身で立ち上がれるようになるまで休んでいただきます。安全を考慮し手術当日は自転車や車でのご来院は控えていただいております。ご家族に付き添ってもらうか、タクシー等を利用していただきご帰宅していただいたほうが良いでしょう。また、帰宅後も安静にしていただく必要があります。

術後の痛みと腫れ

歯茎の切開とインプラント体の埋入

インプラント体を歯を支える骨に埋め込むために、歯茎を切開して入れるためやはり麻酔が切れると痛みと腫れはあります。その痛みは、歯を抜いた時の同じ程度の痛みと腫れだといわれています。もちろん、インプラントの本数が増えるとその分歯茎を切開する場所も増えるため痛みと腫れの範囲は広がります。 また、骨を追加する処置を行った場合は、痛みと腫れが強くなる事があります。 痛み止めと抗生剤を処方しますので、必要に応じてしっかりと飲んでいただければ問題ありません。痛みと腫れはだいたい1週間程度続きます。

傷口からの出血

インプラントの手術後は、傷口を守るためにブラッシングを避けていただいております。患部の強いブラッシングやブクブクうがいは傷口を開かせたり新たな傷を作ってしまい、出血や痛みの原因となります。

 

痛みや腫れを予防する

インプラントの手術後の痛みや腫れを抑えるための予防法と注意点をご紹介します。

・入浴

インプラントの手術後2~3日は、湯船に浸かり長湯をするのはやめてください。シャワー程度であれば問題ありません。

・運動

インプラントの手術後2~3日は、軽い運動も避けてください。軽い家事やデスクワーク位なら大丈夫ですが、水泳などの激しい運動は1週間程控えるほうが良いでしょう。

・歯磨き、うがい

抜糸をするまでの間は、インプラントの患部は歯ブラシを当てないようにしてください。患部の糸が切れて傷口が開いたり、治りが悪くなります。強いブクブクうがいも同様です。 しかし、インプラントの患部以外はしっかりと歯磨きをしましょう。お口の中が不衛生な状態だとインプラントの患部が細菌感染を起こしてしまい、治りが悪くなったり痛みが出たりしていまいます。

・禁煙

インプラントの手術に限らず歯を抜くときも同じですが、手術の前後は禁煙をお願いしています。 タバコの中のニコチンは血管を狭くして血行不良を引き起こし、傷を治すための栄養を供給できません。また感染のリスクも上がったり、老廃物も上手く運び出せず治りが悪くなります。インプラント治療では禁煙は不可欠であり、禁煙が出来ないのであればインプラント治療をお断りすることもあります。

 

インプラント治療が気になっていたり、逆に不安に思われている場合お気軽にご相談ください。インプラント以外の選択肢を含めて患者様に合ったご提案をさせていただきます。

 

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