難治性の根管治療|福岡市南区の歯医者なら『パセオ野間大池歯科』へ

症例紹介

難治性の根管治療

症例情報

症状 他院で根っこの治療を行なっていたが、数ヶ月経っても痛みが取れないということで来院された患者様です。
治療法 ラバーダム 防湿を行い、根管治療を行いました。
費用 保険治療費に準ずる。
通院回数 8回

治療詳細

処置前のレントゲンです。この画像だけでは、どこの部分にばい菌の袋があるのか、どのくらいの大きさなのか正確に判断することができません。

治療前のCT像です。歯の根っこの先に大きな黒い影(=病巣)があるのがわかります。

治療後のCT像です。黒い影がなくなり、骨が再生していることがわかります。

治療前のCT像です。病巣の広がりが確認できます。

治療後のCT像です。骨の再生が確認できます。

当院からのコメント

歯の根っこの先に大きなばい菌の袋(=病巣)があることが認められます。通常のレントゲン画像だけだと、どのくらいの大きさの病巣が、どこの位置にあるかわかりません。

そのため、当院では難治性の根管治療や難易度の高い症例に関しては、CTとマイクロスコープを用いた根管治療を行なっております。

さらに唾液や歯の周りの汚れの中に含まれる細菌が歯の中に感染することを防ぐために、ラバーダム 防湿を行い治療します。

今回のケースでも、まずCTを撮影し、ばい菌の袋の位置を確認しました。

その後、ラバーダム 防湿とマイクロスコープを用いた根管治療を複数回行いました。

治療後に病巣がなくなったことを確認し、根っこに神経の代わりの材料を詰めて、根っこの治療を終了しました。

治療後は痛みも病巣の再発もなく、経過良好です。

 

※【根管治療】についての大切さや、精密診断のために行っている取り組み、根管治療後の再発防止策、当院での料金につきましては、根管治療のページに詳しく情報を掲載しておりますので、ぜひご覧ください。