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ホワイトニング

歯の黄ばみ気になっていませんか?

2019.11.26

ホワイトニング

こんにちは、最近ホワイトニングに興味を持たれている方が増えてきています。
今日はそんなホワイトニングについて話をしていこうと思います。

 

 

 

 

歯の黄ばみ

そもそも歯の黄ばみはなぜ起こるのでしょうか。

まず1つは、食べ物や飲み物の色が歯につくことで黄ばんできます。カレーやコーヒー、ワインなどが有名な例です。着色しやすいものを好んで食べられる方は食生活を見直すのも必要かもしれません。

次に歯の色にそのものに個人差があります。歯の色は歯の一番外側のエナメル質と内側の象牙質で決定されています。エナメル質は半透明の色をしており、中の象牙質は黄色味がかっています。象牙質がどのくらい透けて見えるかによって色の見え方が変わります。欧米の方はエナメル質が分厚く中の象牙質の色が透けにくいです。日本人のような黄色人種はエナメル質が薄く、下の象牙質の色が透けやすい傾向にあります。そのため欧米の方の歯の色は白く見えやすく、黄色人種の歯は黄色く見えがちです。また、加齢によって象牙質はどんどん色が濃くなってきます。また、エナメル質の厚みもどんどん薄くなってくるのも中の象牙質が見えてくるので、黄色く見えてきます。酸蝕症やエナメル質形成不全などの患者さんの葉が黄色く見えるのもこれが理由です。

さらに薬によっても歯が黄色や茶色、グレー系の縞模様ができることがあります。これはテトラサイクリン歯といって永久歯や乳歯のできる時期にテトラサイクリン系の抗生剤が体内に取り込まれると起こります。つまり0歳から12歳までの間やお母さんのお腹の中にいるときに摂取した場合に起こりますので、お子様や妊娠中や授乳中のお母さんも注意が必要です。これはテトラサイクリン系の蛍光物質が歯に取り込まれることで起こります。この蛍光物質は紫外線によってどんどん色が濃くなるので、小さい頃はこんなに歯の色が黒くなかったのにと言われる患者さんもいらっしゃいます。

他にも歯の神経が死んでしまった歯や神経の治療をした歯も色が次第に黒くなってきます。これは神経の中に含まれていた血液やコラーゲン等の物質が象牙質の中の細い管の中に沈着し、変色していくのが原因と言われています。

ホワイトニング

歯の着色の種類によって、適したホワイトニングがあります。ホワイトニングには病院で行うオフィスホワイトニング、お家で行うホームホワイトニング、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングどちらも行うデュアルホワイトニング、歯の中から歯を白くするウォーキングブリーチ、歯医者さんではなくホワイトニングサロンで行うホワイトニングなど様々です。

ホワイトニングサロンで行うホワイトニング

歯科医院でホワイトニングに使われる薬剤は過酸化水素や過酸化尿素など作用が強いものなので、歯科医師が在籍していなければ使えません。ホワイトニングサロンでは、ポリリン酸や酸化チタン、重曹など市販の歯磨き粉に含まれているものしか扱うことができません。これらの薬を塗布して、LEDを当てるというものですが、実はこれらの薬剤に漂白効果はありません。歯の表面についている汚れを取ることによって歯本来の色を見せるというものです。そのため、効果をあまり実感できない方も多いようです。

オフィスホワイトニング

上述したように歯科医院では作用効果の高い過酸化水素を用いて、医療用の光照射器を用います。これによって、エナメル質の着色部分が漂白されます。しかしこれだけでは、エナメル質は半透明で勝つエナメル質の薄い日本人ではさらに象牙質の黄色が目立ってしまいます。オフィスホワイトニングにはもう1つマスキング効果と言われるものがあります。これは、エナメル質の構造を変化させ、光を乱反射させることで、半透明だったエナメル質を曇りガラスのような状態に変化させることができます。この作用によって、中の象牙質の色が見えにくくなり、歯が白く見えるようになります。これはエナメル質にしか起こらない作用のため、すでに被せものや詰め物になっている部分(セラミックやレジン等)には効果がありません。さらに加齢や酸蝕症、エナメル質形成不全によってエナメル質が極度に薄くなっている方は効果が薄い場合もありますので、歯科医師の診察が必要になります。また、オフィスホワイトニングは1日で高い効果が期待できますが、反対に色の後戻りも早いと言われています。理由としては、カレーやコーヒー、ワインなどによる着色が再度ついてくることです。もう1つの理由としてはマスキング効果がなくなることです。歯は再石灰化と言われる作用があるので、曇りガラス状に変化した歯はもとの半透明の色に戻り、マスキング効果がなくなります。

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングでは過酸化尿素と言われるホワイトニング剤を用います。過酸化尿素は作用が過酸化水素よりも弱いですが、継続して使うことにより、歯の内部まで浸透してくれると言われています。そのためオフィスホワイトニングよりも内部の着色に作用し漂白してくれます。専用のマウスピースの内部に塗布し、2時間程度装着することを2週間ほど続けることで効果が見られます。後戻りはしにくいと言われていますが、オフィスホワイトニングよりも漂白効果が弱いのが特徴です。

デュアルホワイトニング

漂白効果の高いオフィスホワイトニングと、歯の中に浸透し後戻りのしにくいホームホワイトニングを同時に行う方法です。歯の色を一気に白くすることができ、長く持続できるので、最もオススメの方法です。

ウォーキングブリーチ

以上のものは神経が残っている歯の場合に効果がありますが、神経が死んだことによって黒くなってしまった歯にはあまり効果がありません。神経がない歯に対しては、歯の内部に過酸化尿素を入れて漂白するウォーキングブリーチ法を行います。

また、テトラサイクリン歯に対してホワイトニングを行う場合は帰って縞模様が目立ってしまう場合もありますので、歯科医師としっかり相談して自分にあったホワイトニング方法を選択されてくださいね。

 

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