Perio surgery
歯周外科治療
歯周外科治療について

「できる限り
ご自身の歯を残す」
かつ、最大限活かすための
環境改善治療
歯ぐきの状態を整えて、歯を長く健康に保つための処置です。
APF(歯肉弁根尖側移動術)は、歯ぐきを少し下げて磨きやすくし、歯周病の再発を防ぎます。
CTG(結合組織移植)やFGG(遊離歯肉移植)は、薄い歯ぐきを補強したり、歯ぐきが下がった部位に厚みをもたせて、しみる・腫れるなどのリスクを減らす治療です。
クラウンレングスニング(歯冠長延長術)は、被せ物を正確に入れるために歯ぐきと骨の位置を整え、むし歯の再発を防ぎます。
これらは見た目の改善だけでなく、歯磨きのしやすさ、将来の炎症予防、被せ物の長持ちなど、歯の寿命を延ばす目的で行います。
当院で行っている
歯周外科治療
歯肉弁根尖側移動術(APF)
APF(歯肉弁根尖側移動術)は、進行した歯周病に対して行う外科的な治療法です。まず歯ぐきを一度開いて、歯の根元に付着した歯石や炎症を起こした組織を取り除きます。その後、歯ぐきを少し下げた位置で固定することで、深い歯周ポケットを浅くし、汚れがたまりにくく、セルフケアがしやすい環境を整えます。
- 治療期間・回数の目安
- 1~2ヶ月・1~6回
Merit
メリット
- 歯周ポケットを除去できる
- 歯周炎でも抜歯せずに残せる可能性を高める
- 歯肉のラインが整い、見た目がきれいになる
Demerit
デメリット
- 切開後傷が治るのに数週間かかる
- 歯肉が下がり、歯がのびたように見える
- 保険が適用できないため自費診療になる
結合組織移植術(CTG)
CTG(結合組織移植術)は、歯ぐきが下がって歯が長く見える、歯の根元がしみるといった症状に対して行う治療です。主に上あごの内側から健康な歯ぐきの組織を少し採取し、それを歯ぐきが薄くなった部分に移植します。これにより歯ぐきの厚みが増し、根の露出をカバーできるだけでなく、知覚過敏の改善や見た目の回復にもつながります。
- 治療期間・回数の目安
- 1〜2ヶ月・1〜5回
Merit
メリット
- 下がった歯ぐきを回復させ、見た目を改善できる
- 知覚過敏の症状が軽減されることがある
- 歯ぐきの厚みが増して強くなるため、再び下がりにくくなる
- インプラント周囲の審美性改善にも使える
- 自分の組織を使うので安全性が高い
Demerit
デメリット
- 上あごなどから歯ぐきを採取する必要があり、処置部が複数になる
- 一時的に痛みや腫れ、違和感が出ることがある
- すべてのケースで完全に歯ぐきが元に戻るとは限らない
- 保険が適用できないため自費診療になる
遊離歯肉移植術(FGG)
FGG(遊離歯肉移植術)は、歯ぐきが薄くなっている部分や、歯周病で歯ぐきが下がった部分に対して行う治療です。主に上あごの内側から健康な歯ぐきを少し切り取り、それを足りない部分に移植します。これにより歯ぐきの厚みが増し、ブラッシング時の痛みを防いだり、汚れがたまりにくい健康的な歯ぐきに改善することができます。
- 治療期間・回数の目安
- 1〜2ヶ月・1〜5回
Merit
メリット
- 歯ぐきの厚みや幅を増やすことができる
- 歯の根元の汚れがたまりにくくなり、清掃性が向上する
- 歯ぐきの痛みや出血が起こりにくくなる(強い歯ぐきができる)
- 歯周病の進行予防に効果的な場合がある
- 自家組織を使うため安全性が高い
Demerit
デメリット
- 上あごから歯ぐきを採取するため、処置部が2か所になる
- 移植した部分の色や質感がまわりの歯ぐきと異なることがある
- 一時的な痛みや腫れ、出血を伴うことがある
- 見た目の回復目的にはCTGの方が適している場合もある
歯冠長延長術(クラウンレングスニング)
クラウンレングスニング(歯冠長延長術)は、むし歯や歯の破折が歯ぐきの深い部分まで進んでいる場合に行う外科的な処置です。歯ぐきやその下の骨を少しだけ整えることで、歯の見えている部分(歯冠)を増やし、かぶせ物(クラウン)をしっかりと装着できるようにします。こうすることで、歯にしっかりとした土台を作り、かぶせ物が安定しやすくなるため、本来なら抜歯の可能性がある歯を残すことができる場合もあります。また、適切な形のかぶせ物を作れることで、むし歯の再発防止や長期的な機能維持にもつながります。
- 治療期間・回数の目安
- 1〜2ヶ月・1〜5回
Merit
メリット
- 歯ぐきの奥まで進行したむし歯や破折に対応でき、抜歯せずに歯を残せる可能性がある
- 歯の見えている部分が増えることで、かぶせ物が安定しやすくなる
- 適切な形のかぶせ物が作れるため、むし歯の再発や脱離のリスクが減る
- 治療後の歯の清掃性が向上し、予後が良くなる
- 場合によっては、見た目(審美性)の改善にもつながる
Demerit
デメリット
- 歯ぐきや骨を削る外科処置が必要になる
- 術後に腫れや痛みが出ることがある(通常は一時的)
- 歯ぐきの位置が下がるため、歯が長く見えることがある
- 歯の根の部分が露出し、知覚過敏が出ることがある
- 保険が適用できないため自費診療になる
料金案内
| 歯肉弁根尖側移動術(APF)・クラウンレングスニング | 44,000円/1歯 |
|---|---|
| 結合組織移植術(CTG) | 88,000円 |
| 遊離歯肉移植術(FGG) | 88,000円 |
※当院の料金は、すべて税込価格です。
歯周外科治療なら
パセオ野間大池歯科まで
ご相談ください
重度の歯周病で失われた組織を回復させる歯周外科治療です。
通常の歯周病治療(歯石除去など)では対応が難しいほど進行した重度の歯周病に対し、外科的なアプローチで病巣を取り除き、歯周組織の回復を促すのが歯周外科治療です。これにより、歯周ポケットを浅くし、歯の寿命を延ばす可能性が高まります。ただし、外科治療には術後の適切なケアが不可欠です。つまり、患者さん自身が治療の必要性を理解し、術後のケアをやり遂げる思いが重要になってきます。そのための術前の徹底した検査と、術後のきめ細やかなフォローアップを当院はスタッフ一同親身に行ってまいりますので、歯周病が進行して諦めかけている方も、お気軽にご相談ください。もし骨の欠損が大きく外科治療が難しい場合でも、抜歯とインプラントなど、将来の安定性を元に別の治療のアドバイスが可能です。
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